そうだ、スイスへ行こうか! 続編
7月13日 スイスの旅も、フランス・シャモニーにて
3日目の朝を迎えました。
モーニングコール 6:20
トランク出し 8:00
朝食 6:30~
集合 8:20
朝食のレストランの営業は早いですが、混雑するとの話が事前にあったのと、
トランク出しが8:00なので、朝食は後でと朝のコーヒータイムをして
いつもの様に朝の散歩へ。
おっ、エッスカルゴ??さすが芸術的、 フランスだね~・・関係ないか。
凄い所にロープウェイの中継地が!
モンブラン方面には厚く雲が掛り、比較的暖かい朝でしたが風は強め。
雲の流れが昨日より早いのは、気がかりですが・・・
川沿いにリンゴが・・ちょっと酸っぱそうだね。
朝食を終え、スーツケースをバスに委託し、展望台へのロープウェイ乗り場へ。
さあ、待望のスイス旅初めての(ここはフランスですが)山岳アルプス展望です。
「ロープウェイを乗り継ぎ、エギーユ・デュ・ミディ展望台大パノラマ観賞」!
のキャチフレーズ、期待が膨らみます。
ロープウェイ乗り場へ着きました。いよいよです。
1030m→3842mへ、2310mを一気に富士山より高い所へ、
昇って行くんですね。
モンブラン山頂方向は低く雲に包まれ、雲の動きが激しい・・・
うん??、切符売場へ向かった添乗員さんがなかなか戻ってきません。
窓口で集まった他のツアーの添乗員さんたちと、なにやら話し込んでます。
なんと、なんと!強風のためロープウェイが 緊急営業停止!。
11時までは動かさない。それ以降は、その時の山頂の状況によってだそうです。
ひゃ~・・がっくり!!
うらめしく見上げても、モンブランは厚い雲の中でした。
残念ながら様子を見るしか有りませんね。
こんなときに向かう展望台があるそうです。
さっき切符売り場で情報交換していたんですね。
シャモニー谷を挟んで向かい合う「ブレバン展望台2525m」は運行している
とゆうことで、歩いて向かうことに。
他のツアーや外国の観光客たちも一斉に行動開始です。
朝の散歩のときに見上げた展望台でした。
写真、真ん中の岩山へ、
ブレバン、ゴンドラ乗り場。
ゴンドラそして、ロープウェイへ乗り継ぎブレバン展望台2525m登りました。
写真はゴンドラ乗り場から振り返り「モンブラン」を見上げて。
写真下部、青い円がブラバン
途中でロープウェイへ乗り継ぎです。
中間に鉄塔がなく、一気に高度を上げてゆきます。
やはりかなりの強風が有り、谷を挟んで対するモンブラン方向は厚い雲の中でした。
しかし流れ落ちる二つの大氷河はど迫力。もうすぐ街へ届いてしまいそう。
ブレバン展望台、2525m。
すごい角度です。真下に中間乗り場が見えてます。
青空はありませんが、素晴らしい山岳展望です。
モンブラン下の大氷河
山頂は高山植物で溢れかえっています。
スイスへきて初めてのアルプス展望です。
時間の許すがぎり、あちこち歩き回って、いや~感動しましたね・・・
ここから幾つかのトレッキングコースもあるんだとか、
ブレバンの岩峰はロッククライミングのメッカだそうで、たくさんのクライマーが
挑戦中です。
AM10:30下山。
家の庭に植えてるのと同じ、梅花ウツギがまだ咲いていた。
気温差が分かりますね。
添乗員さんがロープウェイ駅へ連絡してみると、モンブラン山中で強風の上
雪崩が発生、数人の遭難者が出たとこと。
残念ながら、エギーユ・デュ・ミディ展望台へは終日運転中止決定。
まあ、昨日の内に、モンブランや展望台、氷河を街から見られたし、
ブレバン展望台も素晴らしかった!
それで良し!として・・(でも登りたかったな~・・未練!)
昼食のレストラン予約時間までの余裕ができたので、市内を自由散策へ。
バカンスが始まってるので、多くのレジャー客で大賑わい。
以外に日本人が少なかったのは、モンブラン悪天候で予定を変更、
次へと向かったのかな。
さすがヨーロッパ・アルプスの街
ボルダリングに子供も果敢に挑戦中
結構人気なようで、次々と挑戦者がいて、早いと歓声や拍手起きてます。
しばし足を止めて声援を送り楽しみました。
1時近く、昼食のレストラン。
少し遅めの昼食をとり、フランス・シャモニーを後にし、
次の目的地のスイス・マッターホルンの街、ツェルマットへ向かいます。
再び有料道路の料金所みたいな峠の国境検問所を、ちょっと止まっただけで
あっけなく通過。
国境を越えて再びスイスへ入りました。
(紫線)
点在する小さな集落にも必ず、教会の大きな建物が有り、絵葉書の風景が連続します。
ただまったくと言っていいくらい、畑は見られません。
緑の平地はすべて牧草地のようでした。
車窓に移り行く、素晴らしい山岳風景を眺めてると、時間の立つのも忘れて
しまします。
緑に広がる草原のようですが、ブドウ畑です。
シオンお呼ばれる地域に差し掛かりました。
左・12〜13世紀に建設された、城塞のような教会、ヴァレール教会、
右・1788年の火災で廃墟の城壁が残った、トゥールビヨンの城。
丘の下のシオンの街も、旧市街の残る素敵な街だそうです。
(添乗員さん解説)
山のはるか高所の岩盤台地にも家が建ってます。
道は有るのでしょうか??
道は再び上り道となり、荒々しい山の連なりが迫ってきます。
ツェルマットへの道に入ったようです。山間を縫ってバスは急こう配を登ります。
今度は渓流沿いを急激に登り始めます。並行して氷河特急の走る鉄道の線路も
登ってゆきます。
山間が狭くなりバスからは岩の壁しか見えません。
もう周辺はかなりの高さの山々に囲まれているようです。
岩壁を縫って無数の滝が流れ落ちる様は、絶景としか言いようが有りません。
あまりにも普通の風景なので、多すぎて名前なんかつけてられ無い!
日本なら即、観爆展望台なんか出来てしまうでしょうね。
数年前のスイス大豪雨での災害、何箇所か山崩れ(崖崩れ)の爪痕が見られ、線路や道路は大きく迂回してつけなおされてるようでした。復旧に数カ月かかったといわれてます
PM4:00頃、バスはテーシュへ着きました。
ツエルマットは環境保全のため、ガソリン車の乗り入れができません。
空港からお世話になったバスとはここでお別れです。
駅には広大な駐車場も設置されてました。
電車に乗り換え一駅。
いよいよ待ちに待った、マッターホルンの街、ツェルマットへ向かいます。
続きます。