思い出旅・2012年 スイス (4)ベルンからシャモニィーへ

そうだ、スイスへ行こうか!  続編

 

ベルンを後に、バスはフランス・シャモニィーへ。

(地図、左紫線)

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40分ほど走ると小高い丘に、小さな城塞のような村が見えてきます。

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グリュイエールチーズで知られたグリュイエール村。

丘はグリュイエール城塞でした。

丘の麓にバスを停めて坂道を上って村へ入ります。

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小高い丘全体が城域内で、正面の教会の後ろがお城でした。

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この村で「スイス名物?クラレット」の昼食です。

この料理は、石盤(のような物)を熱してチーズの切り口を温め、皮が香ばしく

中がトロリとなったところを削いで、それを茹でたじゃがいもやパンに

つけて食べるというシンプルな料理です。
以外にあさりとしていて塩加減も良く、美味しかったですね。

もちろん、ワインも頂きました。

写真を写してないので、拝借にて。

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昼食後村を少し散策。

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なぜかロバを連れた子供たちの一団が村に入ってきました。

スイスも今は夏休み中だそうです。

 

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下の駐車場から続々と観光客が上がってきます。

緑の丘の斜面は日本ならゴルフ場か・・ではありません、牧草地でしょね。

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グリュイエールを後に、山を下ると東西にバナナ型の大きなレマン湖の東畔、

モントルー地方です。

レマン湖は中央にフランスとの国境線が東西走ってます。

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湖畔のモントレー周辺はスイスでも有数のブドウ産地だそうです。

日本とは仕立てが違うブドウ畑。枝を這わせていません。

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湖畔道を少し進むと、湖畔の岩盤の上に立つ古城、

モントルーの湖水城・シオン城。

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城内ガイドさん(日本人女性)の案内で内部見学。

イギリスの詩人、ジョージ・ゴードン・バイロン収監されていた城として知られてるそうです。

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バイロンが刻んだ文字

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お隣の国の方が記念写真を写してました。

結婚記念かな??

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なんと、見学を終えて外で同行の奥さんがスリの被害に!
トイレ内で手洗いに向かったとき、2・3人の人に行くてを邪魔されたように

なったそうです。
脇に持っていたバックを丁度開けていたそうですから、きっと狙われたんですね。
治安がよいと言われたスイスも近年は、周辺諸国から物騒な連中は入り込んでいる由。
幸いパスポートなどは入ってなかったのが不幸中の幸いでした。

バスはレマン湖からぐんぐん高度を上げてゆきます。

少しだけ畑がありますが、あとはすべてブドウ畑です。

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ほ!富士山・・

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やや!穂高

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国境検問所もノンストップで通過、あっけなくフランス入り。

あれは、氷河では!!

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まだまだ山へと上って行きます。

雲がさ~と流れ、おっ、槍ヶ岳!!

そんなわけない・・

もしかして、シャモニー針峰群か!

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PM 5:00 標高1035mの山岳街、フランス・シャモニー着。

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夕食は PM7:00なのでさっそく市内散策へ。
ホテルをでてすぐの橋の上から見上げると、雲の流れが速く気流が乱れてる。

フランスとイタリアの国境にそびえる
ヨーロッパ最高峰「モンブラン4810m」は雲の中にも姿を見せてくれてます。 

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真ん中右、お椀を伏せた型、モンブランf:id:hansui:20170212125957j:plain

少し離れた峰の突端には、富士山より高い所にあり、

1955年から運行されたロープウェイで一気に昇る、

エギーユ・デュ・ミディ展望台(3842m)の塔までが見られました。

(向う側は、イタリヤから上がる3連重ゴンドラが運行している)

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シャモニーは標高1036m。正式名称はシャモニ・モンブラン

1924年に開催された、第1回冬季オリンピック大会の開催地。

 観光パンフによく記載されてる、モンブラン初登頂にまつわる銅像

「あれがモンブラン頂上です!」

登頂成功者に賞金を約束した地質学者、ソシュール

モンブランを指さす水晶採掘人(初登頂案内人)であった、ジャック・バルマ像。

 

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ジャック・バルマと初登頂をなしとげたパカールが、

じーっと見つめる先には・・・

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ボソン氷河の先端が街のすぐそばまで流れ落ちてます。

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夕食はホテルのレストランにて。
子牛肉の煮込み(シチューのようなもの)をご飯にかけながら頂きますした。
話題も弾み、なかでもスリ被害の奥さんを旦那が冷やかし、
皆が奥さんの味方でブーイング、大笑い。
ビールやワインも大変美味しく頂き、時間のたつのも忘れる楽しいひと時でした。

 

続く