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思い出旅・2012年 スイス(9)グリンデルワルドへ

そうだ、スイスへ行こうか! 続編 

7月15日
5日目に入ります。

いい目覚めでした。さっそくモーニングコーヒー

モーニングコール 6:15
スーツケース出し 7:15
ロビー集合    8:15

薄曇りでしたが雨は大丈夫のようです。

再びマッターホルンの朝焼けを見たいと、橋へ向かいました。

気持ちは同じ、多くの方が橋付近に集まってましたね。

ほとんどが日本の方で、ちらほら外国のかた。

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マッターホルンは今朝も雲のカーテンが引かれ、姿を現しません。

諦めて戻ろうとしたとき、「あっ!!あれは???」

と女の人の歓喜のような大声に急いで橋の戻っていると・・

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雲の間に少しだけでしたが、赤く頂上を染めたマッターホルンが姿を

みせてくれました。

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反対側には朝焼け雲も。

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ほんの少しでしたけれど、念願の朝焼けマッターホルンを見ることができました。

ホテルに戻り、朝の食事。

ロビーに集合して駅まで歩いて向かいます。

スイス楽しみ旅の一つ、氷河特急乗車しアンデルマットへ。

バスに乗りかへユングラヨッホの街、グリンデルワルトへ向かいます。

(紫線 赤星印)

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荷物はホテルの方が電気自動車で運び、列車の中まで運んでくれました。

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連結している食堂車

予約制で全線乗車の方の利用が多いようですね。

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車窓の移り行く景色を眺めながらの食事も良いですね。

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短い滞在でしたが、楽しい思い出いっぱいの街、そして山々。

マッターホルン、ツェルマットともお別れです。
これから、氷河特急に乗り3つの峠も越えて、ユングフラウヨッホへ向かいます。

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あら、マッターホルンよ!

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9時少し過ぎ、特急は静かに動き出しました。
スイスでは発車ベルもなく、なんの前触れもなく動き出してしまいます。
さよなら〜・・・

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7月15日、5日目。

今日は1日中車窓を楽しむ移動日です。

マッターホルンの街、ツェルマットからアンデルマットまで、

3時間30分の氷河特急の旅が始まりました。

マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)

グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)。

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スイスを代表する山岳リゾートを結ぶ伝統の横断ルート。

全線乗車すると、7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けてサンモリッツまで

走る約8時間の旅になり、列車旅の好きな方は、全線乗車のツアーを選ぶ方も

多いそうです。

当初は「氷河急行」と呼ばれたそうですが、新型展望車両などが導入されてから

何時しか「氷河特急」と称されるようになったとか。

アルプスの名峰、美しい森や牧草地、山間の急流や渓谷など絶景の連続。

2006年には新型車両パノラマカーを導入。

大型の窓、エアコン完備の車内、テーブル付きの広い座席、日本語を含む

6カ国語で説明が聞けるイヤホンもあります。

私たちの席は最後尾車両の1等で定員は30人とか。

座席は3列で、シートアレンジで進行左4人掛と右2人掛ボックスで、

中に広めのテーブルが有ります。

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ただ窓は開閉ができません。

写真撮影を楽しむには旧型車両が良い、と旅行記などで書かれてます。

最高尾車両は我々7名を含め、12人くらいの乗車。

移り行く景色に窓に釘附けです。

そしてこの先に、大きなアクシデントが発生する事を夢にも知らずに列車旅は

始まりました・・・

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今はヨーロッパはバカンスの時期。

川沿いにオートキャンプ場。こんな旅も良いですね。

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「コンチハ」片言ですが、車掌さん。

駅での改札はありませんが、必ず列車内で検札が有るそうです。

その時乗車券を持っていないと高額の罰金が科せられるとか。

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トイレマークもわかりやすいですね。

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本来ならまっすぐ進むところを大きく右に曲がってゆきます。

大雨によって、 1991年4月に二回の大規模な崩落が発生。

ランダの大崩落と呼ばれてるようです。

 崩れた土砂は東京ドーム24杯分に相当する3千万m3。

復旧にはスイス軍が出動し、鉄道も一区間が105日間不通になった。

現在も崩落箇所はそのまま放置されており、道路や鉄道は川の東側に

付け替えられている。

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川に沿っての樹もようやく大きくなってるのが分かります。

付け替えは牧草地の中に作られた様です。

トラクターの上にセントバーナードかな?大型の犬が乗ってます。 f:id:hansui:20170226204626j:plain

あっ、あんなところに人がいるぞ!

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列車は渓谷沿いにかなりの急勾配を、ゆっくりゆっくり下ってゆきます。

凄い所に十字架が建ってます。

 

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次々と滝が現れて通り過ぎてゆきます。

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トンネルも沢山くぐりゆっくりとマッターフィスパ川沿の谷間を下ってゆきます。

平均時速は約34km/hで、別名「世界で最も遅い特急」とも呼ばれています。

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滞在型のアパートメントかな?

自転車の一団が出発のようです。

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ここも断崖の岩峰に十字架が建ってます。

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ジョギングくらいの速さで、ゆっくりゆっくり列車は下って行きます。

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断崖の上に集落が見えてます。

突起にように見えるのは、教会なんだそうです。(パンフ説明)

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畑とも思われませんが、散水をしているようでした。

ブドウ畑かもしれないな~

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列車は急勾配をぎしぎしと揺れながら、ゆっくりと下ってゆきます。
これほどの鈍足にも関わらず、氷河特急が多くの旅人を魅了するのは、

「ゆっくりと走ることで、スイスの雄大な景色をより間近に感じることができる」

とパンフレットにありました。 

これは写真を傾いて写したのではありません。

そのままの傾斜なんです。

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前方がぱっと開け、集落へ向かってぐんぐん高度を下げてゆき、谷間の小さな

平地に降りてきました。

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到着したのはフィスプ駅(Visp)標高650m。

標高1605mのツェルマットから、約1000m下って来たんです。

案内書では、フィスプ駅は首都のベルン(Bern)からスイス国鉄(SBB)での接続総合駅

ですが、軌間がMGBは1メートル、SBBは1.4メートルのため相互乗り入れが

できないため、直通列車は無いんだそうです。

マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)は単線なので、待ち合わせ駅でも

あるようです。

ちょうどMGBより機関車も一回り大きい、SBB・国鉄電車が到着しました。

 

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 そこからローヌ川沿いを北上すると、再びスイス国鉄(SBB)線と接続駅

ブリーク(Brig)駅に到着です。

これも案内書によると「ブリークは、ジュネーブ方面からシンプロントンネルで

イタリアに抜ける国鉄線、そして国鉄や国際列車も乗り入れるベルン方面の

私鉄レッチュベルク鉄道と、氷河急行の接続駅」なんだそうです。

駅舎に SBB CFF FFS の表記がありますが、ドイツ語 フランス語 イタリヤ語

での国鉄の頭文字だそうで、多言語国、スイスらしいですね。

もっともスイスは「国」ではなく「連邦」ですから、正式な日本語訳は、

スイス連邦鉄道」かな。

この駅舎の向こうにもホームが有るんだとか。

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グレッシャー・エクスプレスMGB(氷河特急)のホームは国鉄の駅舎前広場を

挟んであるが、ホームと駅前広場が一体になっている。

ホームには、トレキングや山歩きを楽しむ服装の方ばかり。 

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列車は再び登りになり高度を上げてゆく。

左手に列車は停車しないが、大型ゴンドラの発着駅、Betten。

ゴンドラで、ローヌ谷を挟んでミシャベル山群やマッターホルンなど、

ヴァレー州の山々の眺望を得ることができるベットマーアルプ(1935m)へ

上れるそうです。

ベットマーアルプは、ローヌ谷北側の断崖の上に広がるテラス状の台地に位置し、

アレッチ地区と呼ばれていて、さらにゴンドラなどの山岳交通機関を利用して、

上がると、スイスアルプス最長・最大のアレッチ氷河の景観が広がってるとか。

アレッチ氷河は、明日の観光のユングフラウから発する世界最長の氷河です。)

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「乗ってみたいね~」なんて話ながら移り行く風景を求めて、右に移動、左へ移動。

列車はローヌ川沿いをぐんぐん高度を上げていってる様子。

かつては「氷河急行 Glacier Express」も通った由緒ある路線

旧フルカ峠越え線(フルカ・オーバーアルプ鉄道)との分岐オーバーッバルト駅を

過ぎてさらに高度を上げると、1982年に開通した

全長15.4kmのフルカベーストンネルに入ります。

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トンネルを通ることによって「氷河急行・特急」の元々の由来である

ローヌ氷河が車窓から見られなくなったんだそうです。

ちょうどトンネルに差し掛かった時に、車内販売が回ってきました。

これだけは氷河列車内で買いたいとこだわっていた、

人気のお土産品は「傾いたグラス」です。

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急勾配を登り下りする列車内で、傾いたテーブルで使用することを想定した、

最初から傾いてる「グラス」

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フルカ峠下をトンネルで受けると、山間を縫い右に左にうねりながら、

並行する道路の車やバス、そして時折自転車にさえも

追い越されながらゆっくりと下ってゆきます。

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山間の小さな無人駅を通過しました。

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幾つもの村や駅を通過、車内表示にアンデルマットが出ました。

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素晴らしい車窓風景を楽しんでいる内に、ツェルマットから3時間30分。

あっという間に過ごしてしまった感じです。

12時50分ころ アンデルマット着。

この下、地下300mには南北にアルプスを貫くゴッダルドトンネルがあって、

チューリッヒとイタリアのミラノを結ぶスイス国鉄の幹線が通 っているそうです。

 

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列車はこの先の山の急勾配を登りさらに4時間、スキーで名高いサンモリッツへと

向かいます。

アンデルマットでは、待っていtポストバスに荷を積み込みで、

駅近くのレストランでの昼食へ向かい、その後にポストバスで、

急勾配とヘアピンカーブが連続する道路でフルカ峠を目指し、3つの峠を越えて、

ユングフラウヨッホへ向かいます。

ポスト・バスとは、かつての郵便馬車の歴史を受け継ぎ、100年前から各地で

活躍してきた伝統の交通機関だったそうです。

今は黄色い車体とホルンのマークの観光バスとして各方面で運行されてるそうです。

駅前よりバスに乗り近くのホテル・レストランへ向かいます。

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バスが動き出し、しばらくして・・・・・・

「アツ!!おとうさん、カバンは??」
「あれ?おまえもって降りなかった!」
「置き忘れたの!パスポートが中に・・・」

同行の御夫婦に大アクシデントが!!!!! 

御主人は先頭車両までと、車内探索に行っていたんです。

その時、バッグ(財布やコンデジも入ってる)も持って行ってたんですね。

別車両で乗り合わせた方と会話が弾み、降車駅が近くなり慌てて隣に置いた、

バックを置き忘れて戻って来てしまったようです。(後ご主人談)

この場での、添乗員さんの仕事振りは、見事でした。

すぐにテキパキとバス運転手に説明し、即レストランへ遅れることの連絡。

アンデルマット駅では停車時間がわりと長いそうで、急ぎ駅へUーターン。

間に合うか!!バスの運転手さんも、スピードを上げ運転・・

も残念ながら姿無し・・

駅窓口にて事情説明し調査依頼、見つかった時の方法確認。

(取りに行くか、こちらへ向かう列車で転送してもらえるか)

すばやく駅員も対応してくれ、各駅および列車に連絡、探し始めた。

見つかった時は、こちらへ来る列車にのせてくれること確認。

「最終結果が出るまで、バスやホテルなどスケジュール上、ここで全員が

待つことはできないため、結果がわかるまで持ち主の方だけ駅に残り結果を

待つ事にしましょう。

フランクフルトの会社出先に連絡し事情を説明して、対応策を依頼してある。

結果判明の時間によっては、次の目的地グリンデルワルトまでの交通手段。

最悪、アンデルマットに泊り、翌日目的地に向かい合流の場合の宿の手配。

全てを現地出先に依頼してるので、あとは出先の社員の方の指示にしたがって

行動するようにしてください。

万が一見つからなかったときは、手続きなどをすぐ出先にて手配をとります」

等など・・・、

不安が払拭されるように、電話番号などのメモを渡し、詳しくしく説明をして

くれました。

この間約30分。

不安でいっぱいだったと思われるご夫婦もわれわれも、添乗員さんの

テキパキとした対応、真剣な交渉中の横顔、そして何よりも、決して苦情を

言わず、

「大丈夫ですよ、スイスの鉄道は素晴らしいです。信頼して任せ、

吉報を待ちましょう。」。

「お腹が空いたでしょう、まずはお昼にしましょう。」

再びバスに乗って、遅れてしまったがホテルのレストランで昼食へ・・

待っていてくれたバスの運転手さん、レストランの方々、有難うございました。

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 はたしてバックは戻るのか???

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(お昼は何をいただいたか、カミさんも私も覚えてないんです)

 続く