昨年、クレマチス園の一般公開へ行った茨城県・筑波実験植物園で、
「世界初の青い菊」の花を初めて一般公開展示されてることを知り、
3月14日車を走らせました。
技術の開発成功は、2017年に記者発表され報道されていたそうです。
今回は、標本のように美しく樹脂包埋された「青いキクの花」を展示し、
研究課程などを一般公開をしています。
展示は園入口管理棟で行われてました。
(この園内にはこの管理棟を通って入園します)
(農研機構パンフ記述より)
「キクには青い花をもつ近縁野生種が存在しないため、交配など従来の品種改良法では青いキクの開発は困難であったが、「農研機構」はサントリーと共同で、遺伝子組換え技術を用いて、青いキクの開発を目指しました。2013年には青紫色のカンパニュラの色素修飾遺伝子を働かせることで、目標とする色素をほぼ100%持つキクを開発しましたが、その花色は紫色でした。より鮮やかな青色を目指してさらに研究を進め、今回、「青いキク」の開発に成功しました」
樹脂包埋展示の「青い菊」、アオですね~・・・
四角い透明の樹脂に包埋されてるので、プリズム効果のような感触で見られます。
このピンク菊が元となり、遺伝子組換え技術により、
青い菊が誕生してるそうです。
同じような技術によって開発された花(左)、
カーネーションとバラも展示されてますが、青紫色や青みがかった色の花ですね。
展示写真パネル(報道公開時の撮影)
研究経緯など詳しいことは下記サイドを参照ください。
(農業・食品産業技術総合研究機構)
www.naro.affrc.go.jp
これから生態系への影響などさらに研究を重ね、花市場へは10年後くらいを
目安にしているそうですので、街でお目にかかることは・・・・