春!の陽気でスタートした3月だが、ちょっと不安定な日が続いてる。
春嵐のような強い東風も収まった6日、花の様子見に立ち寄り。
多門院の庭ではシラネアオイが芽生え、葉を広げだしていた。
いや、あれは!とデジカメをズームしてみると、
咲き始めてる!シラネアオイ 一株。
例年3月下旬ころに開花を見かけるので、今年は早い開花です。
北海道から本州中部以北の深山や亜高山、高山帯下部の林縁に生える多年草。
1科1属1種。
最近ではタネから育てた株が流通し、白花や、株分けでふやした多くの変化花や
斑入り葉のものも流通し始めているそうだ。
庭では、原種系のチューリプや、
カタクリも葉が出始め、咲きだすのももうすぐの様子。
カタクリの葉の側では、キクザキイチゲの白花も八重咲きで咲いている。
遅れていた雪割草もようやく株数が増えてきた。
明けて7日(土)には例年市内の公民館で、市雪割草愛好会の
雪割草展示会があるのだが、こんかいはコロナ騒動で、直前になって開催中止。
明け方までも雨もやみ、午後からは日差しが戻ってきたので、
雪割草展は中止になったが、昔し一度寄ったこと記憶のあるお寺へ足を向けてみる。
思ったよりたくさんの雪割草が咲き乱れてる。
雪割草の様子はデジブックアルバムへ。
デジブックアルバム(無料ですが登録は必要です)
しばし楽しんで、そうだもう少し足を延ばしてカタクリの様子を見に行こう。
と車を30分ほど走らせて、お隣の瑞穂町のカタクリ園へ。
圓の山は昨年の大型台風時に山崩れを起こしたが、ようやく復旧した様子。
まだカタクリは一輪も見かけなかったが、葉の姿はかなり見られたので
お楽しみは残してと途中トイレ休憩で、庭に山野草咲く町の施設「耕心館」へ
立ち寄り帰宅。
耕心館の庭では、ミヤマキケマン(早咲きのようなので)が一株咲いている。
帰り際に地面を這うように広がる葉の間に、白い花。
横の札には「ショウジョウバカマ」とあった。
ショウジョウバカマの白花とは区別される、シロバナショウジョウバカマ
(コチョウショウジョウバカマ)という近縁種もあるようだが、葉の様子から
「ショウジョウバカマ」の白花のようだ。
ただ咲き始めは「シロバナショウジョウバカマ」の方が早いそうですが。
庭園内の藏で、今の時期は「吊るし雛飾り」が見られるが、こちらもコロナ騒動で、
狭い藏内へは入らないように扉は占められていた。
ガラス戸越しにパチリ。
コロナ騒動も収まりそうになく、宿も予約してる街道歩き旅の予定も、
持病を持つ老老身であれば、残念ながら中止もやむを得ないんだろう・・・・な~。