春は弥生の3月、車中泊1泊での最後の長距離ドライブ (3)

東京に桜咲いた、の宣言がでたら雪が降ったりの弥生三月。
彼岸の21日は遂に傘寿、80才到達。
イカー無しで過ごしていたが、定年後に30年ぶりに運転再開。
高齢者講習、検査を受けながら免許更新をし、まだまだの気は十分
未練あれど、事故を起こしてからでは「後悔先に立たず」。
カミさんとの約束もあって、年初に春には免許返上、コロナ騒動の中ではあるが、
20日、夜明けとともに、思い出道へ最後の一走りへ。

(長野県上田地域の北國街道・海野宿)

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 夕暮れ迫る海野宿を後に、今度は高速・上信越道を東へ走り、
関越道へ入って北上し道の駅・白沢へ夕闇の中到着。

18年ほど前から始めた、車中泊の初めての泊地、白沢
思い出道の駅で、最後の車中泊
まずは、カンパイ、かんぱい、乾杯!!
狭いながらも楽しい車中泊、そして最後の車中泊、おやすみなさい。
続きです。

2020年3月21日

道の駅、白沢での夜明け

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奥日光方面から日が昇り、

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上越境に連なる谷川岳連峰

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一山手間の武尊連山

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お湯を沸かし、朝食をとって最後の車中泊を終えて、道の駅・白沢を後にします。

日本ロマンチック街道を西進、沼田市内を抜けて越後、関東を結ぶ国道17号を南下。

渋川で国道353へ入り、赤城山山腹へ上って東へと走ります。

国道353は、群馬桐生ー新潟柏崎を結ぶ一般国道で、この地区では

「東国文化歴史街道」との名がついているそうです。
前橋市地区へ入り、国道から右折するとすぐにあるのが、前橋嶺公園。

公園は、赤城山南面の美しい自然に恵まれた景勝地にあり、

77.9ヘクタールの山地に豊かな自然を生かし、併せて市民墓地を備え、

市民の憩いの場として、春夏秋冬それぞれの四季に応じた自然とのふれあいを

楽しめる公園です。(市案内文より)

 

何度か走った国道353で、公園のことは知っていましたが寄ったことが

ありませんでした。

この公園へ寄ったのは、早い時期に水芭蕉が咲くことを思い出したからでした。

木道の架けられた谷間の流れのある湿地には、早咲きの水芭蕉が咲き始めてます。

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お会いした、毎年水芭蕉の様子を見に来てるというご婦人の話では、

今年の暖冬の影響を受け、花より早くに、葉が大きく茂りだしてるそうです。

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水芭蕉の大群生へは、長野市鬼無里村の 奥裾花自然園へ行ったのが初めてで、

すっかり魅せられて、尾瀬をはじめいろんな群生地を訪れてたな~、

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水芭蕉とともに咲く、リュウキンカ

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春蘭も咲いている。

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 木漏れ日の差し込む山林の中には、カタクリの花も迎えてくれます。

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今年の春は、 水芭蕉カタクリの群生地へ出かけることはない~・・
と思てましたが、最後のマイカードライブでいい出会いができました。

農業用水ダム湖かな。

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お、琥珀色だ!!

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公園を後に赤城山を下り南へと向かいます。

続く、