五月も3日、暑い夏日の憲法記念日、そして静まり返るGW。
コロナ騒ぎで昨年の5月1日、令和発令の日を思い起こさづに過ごしてしまった。
ぐんぐん気温が上がり、午前中に30℃を越えて真夏日になった2日。
自転車に30分ほど乗って、郊外の花のお寺・多門院へ。
花盛りの境内内をしばし花散歩。
おや、小さいがアマドコロかな?
それにしても低すぎるような・・・とおもって調べてみると、
ヒメイズイ(姫委蕤)というらしい。
キジカクシ科 アマドコロ属
北海道、本州、(中部地方以北)、九州、朝鮮半島、千島、樺太、シベリア、中国北東部
花期は5~6月で、山地や海岸の草地に生える多年草でアマドコロに似ています。
和名ヒメヒズイは小型のアマドコロの意味だそうです。
ホソバシャクナゲですよね。
こちらはシャクナゲ、柔らかないい花色です。
パープルスプレンダーと言うらしい、
アザレアも満開、
おや、サクランボではなく、桜の実ですね。
朴ノ木。
日本で一番大きな葉と言われる朴ノ木の花
高いところへ上向きに咲くので、なかなか全体を見ることは難しい。
でっかい葉です、40cmくらいは有りそう。
紅花栃の木、
「アメリカ紅花栃の木」と 「西洋栃の木(マロニエ)」との交雑種の木。
アメリカ紅花栃の木はどこかの植物園で見た記憶があるが、
少し小さめに咲くハナミズキ、苞がだんだんまるまるタイプですね。
木陰にひっそりシャガが咲く。
紫と黄色の斑入りの模様がきれいに入っています
おっ、ヒメシャガも咲いている。
シャガは冬でも葉をもってるが、ヒメシャガは枯れるようだ、
大きな蓮の葉ににたハッカクレン。
葉の下に赤褐色の花を咲がさいてます。
台湾や中国原産で、草丈が30~60cmほど。
ハスに似た葉の角の数から、「ハッカクレン(八角蓮)」と呼ばれているが、
中国では、なぜか「六角蓮」と名付けられてるんだとか。
遠くで見かけるとスモークツリーのも見える、 白花シモツケ。
アヤメが咲きだしている。
シロバナトキワマンサクがまだ咲き残り、側に紅花も咲き残っていた。
白・桃・赤の3色の花が一緒に咲く新しい品種が生まれてるそうだが、
黒花蝋梅も咲きだしていた。
和名、ニオイロウバイ ともいわれるが、離れているのでわからない。
初夏の緑、モミジ
多門院は牡丹のお寺、境内では至る所で大きなあでやかな花が咲き誇る。
守り狛犬ならぬ、狛寅
そしてもう一つのお目当ては、この花 エビネ(ラン科エビネ属)
エビネの仲間には春咲き種と夏咲き種があり、春咲きエビネの代表がエビネ。
各地の低山に普通に見られた常緑のラン科の植物でしたが、山地で見られるのは
少なくなってます。
今は多様な園芸種がありますね。
今年も騒がしい世のまま早5月、
いちにちも早い落ち着きが戻りますように。
令和2年5月2日(土) 夏日、多門院の花々でした。