猛暑を抜け出し、涼しい所へ、立山黒部アルペンルート (4)

立山室堂山荘でのCaféタイムを終え、トイレをお借りして、

再び室堂平の花散策へ。

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そして、清楚な繊細な感じは、イワツメクサ

室堂では咲いてるのは初めてだね、

右、花は終わってるけどミヤマ大文字草の様だが?

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この花は?ハクサンイチゲかな??

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コイワカガミ

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まだ開いてないがモミジカラマツのようです。

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イワイチョウ

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タテヤマウツボグサ、シソ科ウツボグサ属の多年草

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 すこしも足が進みません。

右手は切り落ちた谷間、渓流のさわさわとした流れが、耳の心地よく響きます。

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ウスユキソウ、リンドウ

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立山室堂山荘、聳えるは浄土山

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みどりが池、池周りはハイ松に蔽われ始めます。

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左手にみくりが池が見えてきて、

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右手下には赤味の水を湛える血の池、ガスの流れる中に温泉宿

「らいちょう温泉・雷鳥荘」が見えてきます。

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再び左手は、みくりが池。

右手に室堂ターミナル(立山ホテル)左手に、立山室堂山荘

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ここから右手すぐ先がエンマ台の広場で地獄谷の火山ガス監視ステーション小屋が

建ってます。

そうです、あの閻魔大王が居座る、地獄谷展望台なんです。

時折かなり強い硫黄臭が流れてきます。

小屋を見て右手へ下ると、分岐があり、雷鳥荘への道をと、谷を回って

立山室堂山荘への周遊コースがあるようです。

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 手前には、みくりが池温泉

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ちょうど薄日が差し、素晴らしい展望が開きます。

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ジュ~グォ~・・と絶え間なく蒸気噴射音が鳴り響いてます。

地獄谷コースが有ったのですが、有毒ガス噴出の為、5年ほど前から

入山禁止になってるんです。

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展望所からみくりが池へ下ります。

やあ、ウスユキソウに囲まれて、「ヤチトリカブト(キンポウゲ科)」

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いや~懐かしい所に出てきました。

十八年前の初めてツアーで訪れた感動の風景

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なんと同じベンチに腰かけて、パチリ(と写してもらいました)

はっはは吾ながら嬉しそう!・

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石畳の急坂を登り左手にみくりが池を見下ろします。

雄山、浄土山の映り込は・・・でもこの光景を再び見れたことに感激です、

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タテヤマアザミ(立山薊)

右は、イワギキョウかな、

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池右淵のアップだダウン繰り返しの石畳道はだんだん池からの高度を上げ、

室堂平が見えるようになってきます。

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再びダウンの道脇に、オブジェのように・・

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登り返して緩く下った沢へ出ると、後ろか追い越して行ったインド系の若者が

急に振り返り、沢の雪渓の方を何度も指さしながら、何やら教えてくれてます。

「あら、雷鳥って言ってる様よ!」とカミさんが若者所へ近づき、

「親子の雷鳥よ!」と叫びます。

雪渓の側、沢の中、5羽の親子が姿を見せてくれました。

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声を聞きつけた人たちが集まりだし、みるみる内に石畳道に人の行列です。

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薄日も差す中だったので、タテヤマリンドウが開いてます。

ちいさなちいさな、背丈は10cm位。

開いてなければ見落としそう。

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沢の側にはウメバチソウかな?

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イワオウギ(タテヤマオウギ)

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PM2:20、さぁ~て、これから左手建物の手前から、右に小さく見える

立山高原ホテルまでのチングルマコースと言われる約40分~1時間の

トレッキングコースへがいりますが・・

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きゅうにパラパラと肌に水滴が・・・ライチョウが現れたし、天気予報通りかな・・

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室堂ターミナルで売店を覗きながら様子見しましたが、上空はますます雲が

厚く成る様子。

下るバスの時刻を見ると、PM3:00発の定時バスがあるので、

明日、逆コースで歩くことにして、高原バスでひと駅乗車。

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なんと天狗山荘のバス停へ降り立った途端に、バラバラバラと強い雨降り。

ホテルは300m程の先ですが、一緒に降りた5名の御婦人方とすぐ側の

天狗山荘へ駆け込み、入口土間をお借りして雨具装着をして雨の天狗平を

味わいながら?チェックイン。

(雨に煙る部屋窓辺の眺め)

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(5)へと続きます。