手術を受け5日間の入院も終わり、予定通り19日午前に退院出来た。
短い間だったけれど、庭の花々はのびのびと育ち、
山シャクヤクの白花は二鉢とも咲き終え、一輪だけが辛うじて
持ちこたえていた。
昨年は咲かなかった「山シャクヤク・赤花」は大分背丈をのばし、
今年は優しい乙女花をみせてくれそう。
昨日、病室に来たカミさんが、
「家の前の道路に、小さな小さなスミレが咲いた」
最初は庭のスミレがちぎれて、落ちてると思ったそうです。
拾上げようとしたら、なんとコンクリートの隙間に
しっかり根を下ろしたスミレだった。
植え変えてやろうと思ったが、根張りが強く
ちぎれてしましそうなのでそっとしておいたそうです。
さっそくカミさんが指す方を見ると、小さな緑がコンクリート地面に
へばりついてましたね。
踏まれたんでしょうね、花はつぶれてましたが、
「おっ、頑張ってるね」。
「山路来て なにやらゆかし すみれ草」・・・・芭蕉
短い間の留守でしたが、花ミズキの白さは増し、
例年は一番遅くに咲く「アッツザクラ赤花」が一輪、今朝咲たそうです。
まだ自由に動けまわれないので、ベッドに横になり、夕食も早めに軽く済ませて
就寝、もちろんアルコールは自主規制?
幸い、処方さされていた痛み止剤の世話になることなく、
2度ほどそろりそろりとトイレへ起きたが、わりと熟睡出来て、
いつものように夜明け前には起床、湯を沸かしインスタントながら
そうだった、昨夜の月は平成最後の「満月」だった、まだ西の空にとどまってるかな?
と窓から外を見ると、月の明かりか淡い明るさを感じ、デジカメ片手に
裏の畑地へ。
東の空が白みだし、無風、快晴の20日の夜が明けようとしてましたね。
振り返って西の空には、屋根越しに平成最後となる満月が、煌々と
輝いてましたね。
平成最後の満月か~・・
すっかり夜が明けて、快晴の20日、土曜日。
あらためて眺めた庭は、春爛漫。
カミさんが狭い庭だけど全部埋めてもいい、とばかりに植え付けた
シレネ・カロリニアナが咲き茂り他の花々を圧倒していた。
次々と咲き続いてくれるヒメヒオウギ
アッザクラ(赤花)は二株になって、
今満開の「カナディアンオダマキ・リトルランタン」
セイヨウオダマキ白花
都忘れ、白花。赤花も満開に
ハナミズキもますます白の輝きを増し、
親子の雪餅草も大きく背を伸ばしてます。
(左、親 右、子)
家の北側裏手の軒下には、今年も白雪芥子が咲きだし、
緑の小さな花は、ニシキギの花。
東端のスズランスイセンもほぼ終わり、その手前に、
おっ、咲きだした!
赤紫が多いようですが、我が家ではうっすらと紅が指している
「白花のシラン」
クレマチスの蕾をかなり膨らみだし、開花は間もなくかな。
数本のバラもたくさんの蕾を付け、ハナミズキの葉が茂り頃には
平成から令和へと時は進み、季節は春から初夏へ。
さあ、明日からは体力の回復、足腰を鍛えと動かなくちゃ・・・です。