4月28日(日)AM4:40
なんでもかんで最後の言葉になりますが、平成の最後の日曜日の朝を迎えました。
無風、快晴。
日差しのなかったこの2日間のためか、空気はひんやり。
夜間飛行の名残り、飛行機雲が薄すらと朝焼け雲となってます。
昇ってからまだ3時間くらいの月が、
東南の空に久しぶりにくっきりと姿を見せてます。
日の出のころから北風が吹きこみだし、快晴の空とは裏腹に肌寒い夜明けとなり、
鉢植えのライラックの香りも漂っては来ませんね。
22日夜明け頃に、メダカの水鉢で白い蕾を付けにょきっと顔を出して、
日の出とともに水上に小さな白い花を咲かせた水草「ナガバオモダカ」
2日ほど前に水を補給し水面下に沈んで、水中花で咲いていましたが、
ふっと覗くと「あれ?花が無い!」
今一度、よ~くのぞきこんでみると、水中の花が…透明花に!
白の色素が抜けてしまい、透き通ったガラス細工花に変身していたんです。
水面ぎりぎりに咲いた花はまだ白さを持ってますが、
これも少し透明化が始まってるようです。
水中花としては清流の花、水中、水上で咲く梅花藻(バイカモ)がよく知られてます。
(パンフ拝借フォット)
でも、ナガバオモダカは、冬の時期は水中で短い冬葉をつけて越し、
気温が高く(水温が高く)なると、水面上に長く葉や半茎を伸ばし白い花をつけ、
水中開花の花ではないんです。
寒冷の高地に咲く、雨や露に濡れると神秘的な透明花となる「サンヨウカ」は
不思議な花としてよく知られ、私も尾瀬へ道で、
早朝に一度だけ見たことがありました。
なぜ透けるのかは、水分と光の関連などがあるようですが、また詳しいことは
判っていないといわれます。
(パンフ拝借フォット)
そうなんです。
ナガバオモダカも、いろいろネットで調べてみましたが、
水中で透明になった、との記述は見つけられてません。
不思議花、ガラス細工のような神秘の花、ますます透明になって
水の中に溶け込んで、消えてゆくのかもしれませんね。
そして29日(月)
いよいよ平成も今日と明日ですね。
曇り空で明けましたが、すこし青空も見えてます。