葉月 8月の徒然 雨が止んだら

数日続いた夜半の雷雨や烈な蒸し暑さも、

今朝は、開けた窓を思わず閉めたほどの冷気が流れ込んできた。

8月22日(木)、見上げる空は灰色に塗られた雲に覆われてる。

天気予報では、秋雨前線の言葉が使われだした。

残暑は終わり「暑さ寒さも彼岸まで」を抜きに一気に秋突入??

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二度目咲の庭のキキョウが咲き続いている。

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写真をPCに取り込んでいて気が付いたが、幼期から見かけていたオオカマキリ

庭の緑に溶け込んで写っていた。

大きくなったな~

(写真右のキキョウの左側)

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おや、毛深いキキョウ?

ではありませんね。
今年最後の一輪となった「カンパニラ」です。
キキョウ科ホタルブクロ属
イギリスの「ケント州」で作出されたベル型の園芸品種で、
その名も「ケント・ベル」
日本では、1997年サントリーフラワーズから発売されたそうです。

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雨に(水に)濡れると、ガラス細工のような透明感の神秘的な花、

「サンヨウカ」は良く知られてますね。

白いシャツが水に濡れると透けて見える、と同じように、

水を含んで、光の屈折や反射が弱まるため、など様々な説があるようですが、

まだ解明はされてないんだとか。

おや、透けてるのでは?

庭の花で、ほんのチョピリだけど似たような現象がみられ、透明感を感じるには、

3本の花茎を伸ばした「ゼフィランサス・シトリナ」

別名、キバナサフランモドキとも呼ばれてるようです。

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3日前の一番花

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夜半いらいの雷雨に濡れて2番花が咲き、続いて開花した雨に濡れる3番花。

(後ろは1番花、2番花)

花びらに水が浸透したからか、黄色みが薄くなってきて、クリーム色に。

部分的に透けて見えるところがあり、一番の変化は雄しべが完全に色抜けしたように

透明感のある真っ白になってしまった。

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 そして束の間、陽を受けた後には水滴が消えた花びらは、少し透明感を持った

クリーム色が濃くなり、雄しべには黄色みが戻ってクリーム色になり、

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 そして再びの雷雨の夜が明けて、今朝の雨に濡れたシトリナは、

白色に変化して透明部分を増した姿を見せていた。

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 以前に今回の花が咲いたところから、20cmほど脇に咲いた長雨後に見た

 ゼフィランサスが、 もっと白っぽい薄クリーム色で、交配種誕生か!と

 思いましたが、同じく色抜けの現象だったのかな?

(以前長雨後に見て写したゼフィランサス。7月10日の花)

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 今朝のまだ霧雨の残る中に、庭の草花も瑞々しく咲き続いてる。

おや、バラ咲き、なんの花?

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ハーイ、咲きました~

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サルビア

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ソワレ(ニチニチソウ、赤花白花)

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ポーチラカ

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 4年前の今日8月22日は、延べ40日の入院生活をの肝臓がんの手術を終えて、

再び家へ戻ることができた「生還の日」と命名した記念日。

有難いことに再発の兆候もなく、4年目の朝も家で迎えられた。

あの日は猛烈な暑さだったそうだが・・・・

 

そして明日へと、

咲き続く「スイレンボク」

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