家近くに広がる雑木林は、むかしは雑草が生い茂り、ゴミ捨て場状態で
近寄るのも避けていましたね。
環境問題が大きく取り上げられるようになってから、
県や市の管理が入るようになり、今は公園や散策道が続いてます。
整備された木漏れ日さす雑木林内に、キンラン、ギンランが復活してると
聞いて散策をするようになったのはここ4.5年前からでした。
もう咲き始めてるかな?
4月26日、初夏を思わせる青空の見ながら、
久しぶりにカミさんと花探し。
通り道のレクレーションを主として整備されてる公園も、デイ・キャンプや
バーベキュー広場、トイレなどが閉鎖されてるため、人影はまばら。
草わらでこどたちを遊ばせるファミリーがちらほらだけ。
雑木林入り口わきに、ダッチアイリス。
白い花はシラユキゲシですね。
林の中にジロボウエンゴサクかな?
おや、ジュウニヒトエも咲いている。
咲き始めてました! キンラン
キンランは日本の本州から九州の山林に自生するラン科の多年草。
落葉樹の足元の明るい半日陰によく咲くといいます。
ラン科 キンラン属
金蘭(キンラン)の名前の由来は、黄色の花色を金色に見立てて付けられたもので、
銀蘭(ギンラン)という白花を咲かせる品種もあります。
花は4~5月頃に開花し、茎の先に付いた数個の花を晴れた日の日中に咲かせます。
花びらが開ききらないのも特徴なんですね。
キンランは土中の菌根菌やそれを取り巻く環境と共存していて、
採取しても育てるのは難しいといわれますね。
かつては身近な花だったそうですが、現在絶滅危惧種とされてるようです。
ゴミ捨て場化していた雑木林も、環境整備が進むにつれ復活をしてきてるようです。
いつまでも見ることができるように、 キンランが咲く環境を大切にしたいものです。
帰り道、手入れされた土手道に発芽してるモミジの芽。
まるで花が咲いてるようだ。
この密集度、育ってきたらどうなるのだろう?
この花、なんの花?地に這うように咲いてるが。
教えていただきました、クサボケ(草木瓜)の花。
雑草刈りの際に切払われたけど、根が残っていたからかな?
まもなくギンランも咲き始めるでしょう。
しばらくは散歩はこの雑木林で、となりますね。