思い出旅・2012年 スイス (6)マッターホルンの街、ツェルマット

そうだ、スイスへ行こうか! 続編

 

フランス・シャモニィーからマッターホルンのツエルマットへ。

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PM4:00

バスはテーシュへ着きました。
ツエルマットは環境保全のため、ガソリン車の乗り入れができません。
空港からお世話になったバスとはここでお別れです。

駅には広大な駐車場が整備されてます。

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ひと駅(10分くらい)ですが電車に乗り換えです。

バカンスで混んでましたね。

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PM4:30

マッターホルンの街、ツェルマットへ入りました。

 この街には13日、14日 連泊します。
駅前広場は観光客でごったかえしてます。
列車で降り立つ駅前風景て、バス旅に無いなにか旅愁を覚えますよね。
ああ・・着いたんだな~・・

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標高、1631m、アルピニスト憧れの山、マッターホルン(4478m)の

登山基地の街、だけでなく、気軽に4000m級の山々、氷河を眺められる

観光地。

小型の電気自動車が、観光客のトランク等を積んで、
結構勢いよく走ってゆきます。
ホテルの送迎馬車、観光馬車ものんびりと街を行き交います。

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ホテルは駅に近い街の中心に有るとのことで、荷物はホテルの電気自動車に積み、

ぶらぶら歩いてゆきます。

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そういえば、あの重たいスーツケースは今回の旅行中は、自分で積み降ろしは
ほとんど有りませんでした。ツアー手配がしてあるのか、チューリッヒ空港での到着預け品受け取りにも並びませんでした。

バスの運転手さんと旅行会社の現地世話係さんが受け取り、

我々は台車に乗った荷物を確認するだけでした。
その後のバスや列車(乗降段差が大きいんですよ)への積み下ろしも、

今思えば記憶にないですね。

バスの運転手さん、列車の係りさん?ホテルの送迎の方、

がすべてやってくれ、自分では少しの間ゴロゴロと運んだだけでした。

左、日の丸の旗が掲げてあるのが利用ホテル。

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シャモニーでの滞在が短かったので、予定より早く到着です。
時間が早いのか、日本の方はほとんど見かけませんでしたね。
世界各地から、とくにバカンスでヨーロッパの方々が当然多いんですが、
今のアジアを象徴するように、大きな声の隣国二国の方方々の観光客が驚くほど

多かったんです。

そのほかでは、インド系の方々が目立ちましたね。

ホテルで受け取った荷物の確認をして、夕食の前にみんなで街中散策へ・・・

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教会の先に、アルプスの氷河からの白濁とした急流が流れる川に架かる橋があります。

そこはマッターホルンの朝夕の絶景スポットです。

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この正面に、・・・・残念ながらマッターホルンは姿を見せてくれませんでした。

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川端には公園として綺麗に整備された市民墓地。

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そして隣の教会敷地内には、アルプスに挑戦し落命したアルピニスト

墓碑が並んでます。

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教会敷地内の物置でも見られましたが、独特のネズミ防止の「ねずみ返し」が

見られると教えてもらい、少し足を延ばし、街はずれまで歩いてみました。

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夕食の時間が近くなってきました。

マッターホルンは今も雲の中。

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マーモット広場

後ろには、マッターホルン博物館がありますが時間外閉館。

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夕食はホテル・レストランでスイス名物、2種類のフォンデュでした。

まあ・・これが家元か~の味でしたね。

でも、やはり地元で食べる食事は、今ここで味わってる!喜びですね。

楽しいおしゃべりをしながらチーズフォンデをいただいた後、

部屋に戻るにはまだまだ明るいので、カミさんと明日のフリータイムに利用する

ケーブル駅を散歩がてら確認にでかけました。 

朝のCafé用とハイキングのためのお握り用の水を買いに、

駅前のCOOPに立ち寄り。

この時期のスイスでは、10時頃まで明るさが有ります。

(デジカメバッテリー切れで、散策フォトなし。写真は到着時の撮影)

 

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 ホテルへ戻りひと風呂浴びて、COOPで買ってきたチーズを肴に

お湯割りで乾杯。

テラスから覗いたマッターホルン方向は真っ白、雲の中。

続く

思い出旅・2012年 スイス (5)フランス・シャモニィー

そうだ、スイスへ行こうか! 続編

 

7月13日 スイスの旅も、フランス・シャモニーにて

3日目の朝を迎えました。
 モーニングコール 6:20
 トランク出し   8:00
 朝食       6:30~
 集合       8:20
朝食のレストランの営業は早いですが、混雑するとの話が事前にあったのと、

トランク出しが8:00なので、朝食は後でと朝のコーヒータイムをして

いつもの様に朝の散歩へ。

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おっ、エッスカルゴ??さすが芸術的、 フランスだね~・・関係ないか。

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凄い所にロープウェイの中継地が!

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モンブラン方面には厚く雲が掛り、比較的暖かい朝でしたが風は強め。
雲の流れが昨日より早いのは、気がかりですが・・・

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川沿いにリンゴが・・ちょっと酸っぱそうだね。

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朝食を終え、スーツケースをバスに委託し、展望台へのロープウェイ乗り場へ。
さあ、待望のスイス旅初めての(ここはフランスですが)山岳アルプス展望です。

「ロープウェイを乗り継ぎ、エギーユ・デュ・ミディ展望台大パノラマ観賞」!

のキャチフレーズ、期待が膨らみます。

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ロープウェイ乗り場へ着きました。いよいよです。

 

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1030m→3842mへ、2310mを一気に富士山より高い所へ、

昇って行くんですね。

 

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モンブラン山頂方向は低く雲に包まれ、雲の動きが激しい・・・

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うん??、切符売場へ向かった添乗員さんがなかなか戻ってきません。
窓口で集まった他のツアーの添乗員さんたちと、なにやら話し込んでます。

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なんと、なんと!強風のためロープウェイが 緊急営業停止!。
11時までは動かさない。それ以降は、その時の山頂の状況によってだそうです。
ひゃ~・・がっくり!!

うらめしく見上げても、モンブランは厚い雲の中でした。
残念ながら様子を見るしか有りませんね。

 

こんなときに向かう展望台があるそうです。

さっき切符売り場で情報交換していたんですね。

シャモニー谷を挟んで向かい合う「ブレバン展望台2525m」は運行している

とゆうことで、歩いて向かうことに。

他のツアーや外国の観光客たちも一斉に行動開始です。

朝の散歩のときに見上げた展望台でした。

写真、真ん中の岩山へ、

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ブレバン、ゴンドラ乗り場。

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ゴンドラそして、ロープウェイへ乗り継ぎブレバン展望台2525m登りました。

写真はゴンドラ乗り場から振り返り「モンブラン」を見上げて。

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写真下部、青い円がブラバン

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途中でロープウェイへ乗り継ぎです。

中間に鉄塔がなく、一気に高度を上げてゆきます。

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やはりかなりの強風が有り、谷を挟んで対するモンブラン方向は厚い雲の中でした。
しかし流れ落ちる二つの大氷河はど迫力。もうすぐ街へ届いてしまいそう。

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ブレバン展望台、2525m。

すごい角度です。真下に中間乗り場が見えてます。

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青空はありませんが、素晴らしい山岳展望です。

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モンブラン下の大氷河

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山頂は高山植物で溢れかえっています。

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スイスへきて初めてのアルプス展望です。

時間の許すがぎり、あちこち歩き回って、いや~感動しましたね・・・

ここから幾つかのトレッキングコースもあるんだとか、

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ブレバンの岩峰はロッククライミングのメッカだそうで、たくさんのクライマーが

挑戦中です。

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AM10:30下山。

家の庭に植えてるのと同じ、梅花ウツギがまだ咲いていた。

気温差が分かりますね。

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添乗員さんがロープウェイ駅へ連絡してみると、モンブラン山中で強風の上

雪崩が発生、数人の遭難者が出たとこと。

残念ながら、エギーユ・デュ・ミディ展望台へは終日運転中止決定。

まあ、昨日の内に、モンブランや展望台、氷河を街から見られたし、

ブレバン展望台も素晴らしかった!

それで良し!として・・(でも登りたかったな~・・未練!)

昼食のレストラン予約時間までの余裕ができたので、市内を自由散策へ。

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バカンスが始まってるので、多くのレジャー客で大賑わい。

以外に日本人が少なかったのは、モンブラン悪天候で予定を変更、

次へと向かったのかな。

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さすがヨーロッパ・アルプスの街

ボルダリングに子供も果敢に挑戦中

結構人気なようで、次々と挑戦者がいて、早いと歓声や拍手起きてます。

しばし足を止めて声援を送り楽しみました。

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1時近く、昼食のレストラン。

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少し遅めの昼食をとり、フランス・シャモニーを後にし、

次の目的地のスイス・マッターホルンの街、ツェルマットへ向かいます。

再び有料道路の料金所みたいな峠の国境検問所を、ちょっと止まっただけで

あっけなく通過。

国境を越えて再びスイスへ入りました。

(紫線)

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点在する小さな集落にも必ず、教会の大きな建物が有り、絵葉書の風景が連続します。

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ただまったくと言っていいくらい、畑は見られません。
緑の平地はすべて牧草地のようでした。

f:id:hansui:20170129100545j:plain車窓に移り行く、素晴らしい山岳風景を眺めてると、時間の立つのも忘れて

しまします。

緑に広がる草原のようですが、ブドウ畑です。

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シオンお呼ばれる地域に差し掛かりました。

左・12〜13世紀に建設された、城塞のような教会、ヴァレール教会、

右・1788年の火災で廃墟の城壁が残った、トゥールビヨンの城。

丘の下のシオンの街も、旧市街の残る素敵な街だそうです。

(添乗員さん解説)

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山のはるか高所の岩盤台地にも家が建ってます。

道は有るのでしょうか??

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道は再び上り道となり、荒々しい山の連なりが迫ってきます。

ツェルマットへの道に入ったようです。山間を縫ってバスは急こう配を登ります。

今度は渓流沿いを急激に登り始めます。並行して氷河特急の走る鉄道の線路も

登ってゆきます。

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山間が狭くなりバスからは岩の壁しか見えません。

もう周辺はかなりの高さの山々に囲まれているようです。

岩壁を縫って無数の滝が流れ落ちる様は、絶景としか言いようが有りません。

あまりにも普通の風景なので、多すぎて名前なんかつけてられ無い!

日本なら即、観爆展望台なんか出来てしまうでしょうね。

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数年前のスイス大豪雨での災害、何箇所か山崩れ(崖崩れ)の爪痕が見られ、線路や道路は大きく迂回してつけなおされてるようでした。復旧に数カ月かかったといわれてます

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 PM4:00頃、バスはテーシュへ着きました。
ツエルマットは環境保全のため、ガソリン車の乗り入れができません。
空港からお世話になったバスとはここでお別れです。

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駅には広大な駐車場も設置されてました。

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電車に乗り換え一駅。

いよいよ待ちに待った、マッターホルンの街、ツェルマットへ向かいます。

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続きます。

 

 

思い出旅・2012年 スイス (4)ベルンからシャモニィーへ

そうだ、スイスへ行こうか!  続編

 

ベルンを後に、バスはフランス・シャモニィーへ。

(地図、左紫線)

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40分ほど走ると小高い丘に、小さな城塞のような村が見えてきます。

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グリュイエールチーズで知られたグリュイエール村。

丘はグリュイエール城塞でした。

丘の麓にバスを停めて坂道を上って村へ入ります。

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小高い丘全体が城域内で、正面の教会の後ろがお城でした。

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この村で「スイス名物?クラレット」の昼食です。

この料理は、石盤(のような物)を熱してチーズの切り口を温め、皮が香ばしく

中がトロリとなったところを削いで、それを茹でたじゃがいもやパンに

つけて食べるというシンプルな料理です。
以外にあさりとしていて塩加減も良く、美味しかったですね。

もちろん、ワインも頂きました。

写真を写してないので、拝借にて。

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昼食後村を少し散策。

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なぜかロバを連れた子供たちの一団が村に入ってきました。

スイスも今は夏休み中だそうです。

 

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下の駐車場から続々と観光客が上がってきます。

緑の丘の斜面は日本ならゴルフ場か・・ではありません、牧草地でしょね。

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グリュイエールを後に、山を下ると東西にバナナ型の大きなレマン湖の東畔、

モントルー地方です。

レマン湖は中央にフランスとの国境線が東西走ってます。

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湖畔のモントレー周辺はスイスでも有数のブドウ産地だそうです。

日本とは仕立てが違うブドウ畑。枝を這わせていません。

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湖畔道を少し進むと、湖畔の岩盤の上に立つ古城、

モントルーの湖水城・シオン城。

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城内ガイドさん(日本人女性)の案内で内部見学。

イギリスの詩人、ジョージ・ゴードン・バイロン収監されていた城として知られてるそうです。

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バイロンが刻んだ文字

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お隣の国の方が記念写真を写してました。

結婚記念かな??

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なんと、見学を終えて外で同行の奥さんがスリの被害に!
トイレ内で手洗いに向かったとき、2・3人の人に行くてを邪魔されたように

なったそうです。
脇に持っていたバックを丁度開けていたそうですから、きっと狙われたんですね。
治安がよいと言われたスイスも近年は、周辺諸国から物騒な連中は入り込んでいる由。
幸いパスポートなどは入ってなかったのが不幸中の幸いでした。

バスはレマン湖からぐんぐん高度を上げてゆきます。

少しだけ畑がありますが、あとはすべてブドウ畑です。

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ほ!富士山・・

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やや!穂高

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国境検問所もノンストップで通過、あっけなくフランス入り。

あれは、氷河では!!

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まだまだ山へと上って行きます。

雲がさ~と流れ、おっ、槍ヶ岳!!

そんなわけない・・

もしかして、シャモニー針峰群か!

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PM 5:00 標高1035mの山岳街、フランス・シャモニー着。

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夕食は PM7:00なのでさっそく市内散策へ。
ホテルをでてすぐの橋の上から見上げると、雲の流れが速く気流が乱れてる。

フランスとイタリアの国境にそびえる
ヨーロッパ最高峰「モンブラン4810m」は雲の中にも姿を見せてくれてます。 

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真ん中右、お椀を伏せた型、モンブランf:id:hansui:20170212125957j:plain

少し離れた峰の突端には、富士山より高い所にあり、

1955年から運行されたロープウェイで一気に昇る、

エギーユ・デュ・ミディ展望台(3842m)の塔までが見られました。

(向う側は、イタリヤから上がる3連重ゴンドラが運行している)

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シャモニーは標高1036m。正式名称はシャモニ・モンブラン

1924年に開催された、第1回冬季オリンピック大会の開催地。

 観光パンフによく記載されてる、モンブラン初登頂にまつわる銅像

「あれがモンブラン頂上です!」

登頂成功者に賞金を約束した地質学者、ソシュール

モンブランを指さす水晶採掘人(初登頂案内人)であった、ジャック・バルマ像。

 

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ジャック・バルマと初登頂をなしとげたパカールが、

じーっと見つめる先には・・・

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ボソン氷河の先端が街のすぐそばまで流れ落ちてます。

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夕食はホテルのレストランにて。
子牛肉の煮込み(シチューのようなもの)をご飯にかけながら頂きますした。
話題も弾み、なかでもスリ被害の奥さんを旦那が冷やかし、
皆が奥さんの味方でブーイング、大笑い。
ビールやワインも大変美味しく頂き、時間のたつのも忘れる楽しいひと時でした。

 

続く

思い出旅・2012年 スイス (3)首都ベルンの2

そうだ、スイスへ行こうか! 続編

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7月12日

いよいよスイス国内の旅が始まります。

ホテルロビー、AM8:30集合です。

支度をして早めに部屋を後にし、ホテルの前庭や付近を散策。

 

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ホテルは高台に建ってるので、旧市街の街並み方向が見下ろせます。

街並の奥に白い山々・・

遠景の青空にふわりと浮かぶ白い嶺、

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ベルナーオーバーランドでは!!?

ベルナーオーバーラント地方とは、アイガー、メンヒ、ユングフラウの3山に

代表されるアルプスの名峰が連なるベルン州の南部の高地帯で,

旅の後半に行く予定です。

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うん、方向的に間違いないようです。

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ロビーに戻ると、ベルン案内の日本人女性ガイドさんが待っていました。

今日はこれからベルン市内の観光へ。

ベルン旧市街はュネスコ世界遺産です。

まずは、旧市街を望む人気スポット、丘のバラ公園へは近いので徒歩で向かいます。

公園にて左、ガイドさん。右、添乗員さん。

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バラ公園からは世界遺産、旧市街が一望です。

エメラルドグリーンのアーレ川にU字型の囲まれ

淡い灰緑色の砂岩の壁・赤い屋根瓦の家々がびっしりと並び建ち、

中央に目の前に広がる古都ベルン・中世の風情たっぷりの街並み。

はひときわ高い大聖堂の塔。

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 東西に細長いベルン旧市街。

北・東・南の3方をアーレ川に ぐるりと囲まれ、西の端は朝の散歩で歩いた

方向にあるベルン駅に当たるようです。

街の大きさはせいぜい1000m×500m程度とか。

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スイスで一番高い尖塔を持つ大聖堂、尖塔は補修工事中。

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左、グリーンのドーム屋根はスイス連邦議事堂。

右隣の尖塔は旧市街地の時計塔

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移動しながら街並みをゆっくり眺めます。

その昔は木造建築だったそうですが、1400年代の大火から、

この石造り街並みとなったそうです。

ゆっくり滞在して、街の隅々まで散策したくなりますね。

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 左手石橋の左川辺に後で訪れる「熊公園」が有る。

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バラ園を少し散策し旧市街地へはバスで移動します。

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今日から明後日までは、この大型バスが私達7人だけの貸し切りバス。

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ぐるりと回り込んで丘を下り、ベルンの市名にちなんだ熊牧場へ立ち寄り。

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1191年にこの街を つくったツェーリンゲン家のベルヒトルト5世が狩で最初に

しとめた 動物が熊だったため、そのまま熊が市のシンボルと なっています。

ベルンの名前の由来はドイツ語の熊という意味だそうです。

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パンフでよく紹介されてる、「熊の綱渡り」

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この辺はトラムではなくトロリーバスが走ってるようです。

バラ公園から見えた橋と教会ですね。

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再びバスで移動、市街地へ入り市内散策です。

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連邦議会議事堂

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スイス国立銀行」。スイスフランの発行管理を行っています。
地下には膨大な金塊が眠っているとか・・・・。

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街路は、ほぼ碁盤目になっていて、初めて歩きでも道迷は全く心配ない。

せいぜい牢獄塔 と時計塔を間違えないように。

(ガイドさん)

牢獄塔

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時計塔

 1218年から時を刻んでいる「時計塔」。

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カラクリ時計

毎時ごとに仕掛け時計は動くということで、5分ほど待って

10時のカラクリを楽しみました。

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人形がそれぞれ変化してるのわかるかな?(クリックしてください)

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時計塔前の噴水塔

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アインシュタインが住んでたアパート

行列の観光客で入館はパス。

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まさに中世古都の街並み、何とも言えない雰囲気ですね。

 

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旧市街に点在する「噴水」は、様々な彫刻と意匠が施されています。

16世紀に作られ、その数は100基に及ぶそうです。

道路の真ん中に建てられたものが多く、交通機関に影響するものもあり

「世界で最も魅力的な交通障害物」と呼ばれてるんだそうです

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石畳の街並み。

両側とも15~16世紀に建てられた石造りの建物の道路面は、

「ラウベン」と呼ぶ、歩道が建物の一部に組み込まれたアーケード状の構造に

なっていて、有名ブランドから、有名無名の工房ショップ、ちょっと変わった雑貨屋まで、あれこれの新旧のお店や工房が連なっています。

街全体がユネスコ世界遺産になってしまうくらいの、古き都・ベルン。

時計修理屋さんかな?

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1421年から の歴史は古い大聖堂が見えてきました。

スイスで一番高い尖塔で、約100mあるんだそうです。

尖塔修復工事中で残念ながら登りませんでした。

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大聖堂内を拝観

礼拝堂。

5,040本のパイプを持つ巨大なパイプオルガン。

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そしてステンドグラス。

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正面入口の上にある"最後の審判"の レリーフ

天国と地獄の様子が描かれていています。

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剣を振り上げている、大天使の聖ミカエル。

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最後に市役所前へ出て、AM11:00 名残惜しいけどベルン観光は終わりです、

ガイドさんの見送りを受け、待機していてくれたバスにて次の地へ向かいます。

バスの運転手さんはドイツの方でした。

(市役所前噴水塔はモーゼでした)

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7人を乗せてバスは一路フランス、モンブランの里シャモニィーへ。

農作物畑はほとんど見かけないと言われ、旅中車窓から見えるのは、

ほとんど牧草地(アルプ)でしたが、ここは麦畑?。

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続きます

思い出旅・2012年 スイス (2)首都ベルンの1

そうだ、スイスへ行こうか! 続編

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7月12日、首都ベルン

バタン、きゅーで寝入ってしまったようですが、目覚めると

しばらくは、あれ?どこにいるんだ・・・・時差ぼけ?

そうだった、スイスへ来てたんだ。

時計を見るといつもの起床時間、AM5:00でした。

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思っていたよりも普通に目覚め、疲れた感じはなかった。

スイスへ来てるんだ!と気が高ぶっていたからかな。

カミさんも起きだしてきて、いつものように

モーニングコーヒー

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トランク出しがAM7:00なので、朝食はそのあとにして

散歩がてら薄明りの街歩きへ。

ホテルを出ると右手坂道下に橋があり、その先に尖塔などが見えるので、

街の中心街の様でした。

ホテル

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川はアーレ川のようです。

高い鉄橋を渡る列車。 f:id:hansui:20170123172140j:plain

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散歩と言っても全く土地勘のなしの、しかも外国の街。

迷子にならないようにと道をまっすぐに行って、ある程度進んだらそのまま戻る

ことにして橋を渡ります。

眼に映る街並みは異国情緒満点、まさに外国だな!!

いまここにいることが不思議な気持ちですね~

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まだ朝の6時を過ぎたばかり、通勤時間にも早いので人はほとんど歩いてません。

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 街角ではバキュームかな、清掃をしてる様子。

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正面を電車が横切って行く。

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左右に続く石畳の街並みはは旧市街になるのかな。

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う~ん、なんとも恐ろしい噴水塔(給水塔)の像。

「子喰い鬼の噴水」だそうです。

付近にあった危険な井戸に、子供たちが近づかないようにするため設置されたということですが、恐ろしい像を作ったもんですね。 

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20分ほど歩いて来たので。来た道をそのまま戻ろうとしたとき、

あっ、歩いてるぞ、あった!

パンフで見た歩く足。

どこにあるのか後でガイドさんい聞いてみようと思ってましたが、

なんと朝の散歩で見つけちゃいました。

正面の建物はCASINO、・・カジノなんだ。

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右手にトラムやトローリーバスが走っている、中世の街並みのような通りもあります。

架線が蜘蛛の巣のように四方へ張り巡らされてる。

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帰り道、橋のたもとの小さな公園に、ベルンの創設者、公爵ベルトルト5世の像が

市名の由来ともなった熊(ベア)に囲まれてひっそりとありました。

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 ホテルへ戻り、部屋前にトランク出しをしてレストランで朝食。

パンは確かに美味しいですね。

いろいろなチーズやハム、ソーセージ。

サラダもドレッシングが数種あって、美味しかった。

納豆が無いのが・・・・当たり前です。

ツアー同行の方々は済ませたのかゆっくりしてるのか、お会いしませでした。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

思い出旅・2012年 スイス (1)旅立ち

そうだ、スイスへ行こうか! 2012年

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2012年7月11日、AM9:45

飛行機は成田空港を飛び立ち、初めての、そして最後?(たぶん)の夫婦海外への

「スイス・アルプス膝栗毛」旅が始まった。(地図の青と赤線)

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振り返ってまずは、何と言っても素晴らしい添乗員さん(女性)だったことです。

よく旅の良し悪しは「添乗員」次第、と言われますが、まったくその通り。

差し出がましくなく、さりげなくしっかりとサポートしてくれる。

緊急対応の仕方も素晴らしく、海外初旅でも全く安心して旅が楽しめました。

あれから早5年、それでも昨日のことのように、懐かしく思い出してます。

 

「思い出旅・2012年 スイス」 旅ブログをはじめます。

 

2012年7月10日

二人ともパート仕事を終えて、いったん家に帰り

夜の地元発最終リムジンバスで成田へ向かい前泊。

よく11日、成田に集合したのは、私達を含め3夫婦でした。

そして添乗員さんとの7名での旅が始まりました。

 

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ルフトハンザ航空にて2回の機内食、永い永いフライト。

席はトイレに近い席と頼んであったので、後方の気兼ね不要二人席。

ドイツ・フランクフルト乗り継ぎ便にて、ついにスイス・チューリッヒ空港着。

 時差修正、11日 PM5:30

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緊張した入国手続きも、「こんにちは」の挨拶で済み、ビル出口前には

50人乗りの大型バスが待ってました。

なんとそれに乗るのは、3夫婦と添乗員さんの7人!!

帰宅ラッシュのチューリッヒから高速道入り。

車窓に流れる風景は、異国情緒たっぷり(ははは・・当たり前だ)。

村や町に教会の尖塔、石造りやログハウス風の家々。

じわ~と、外国へきてるんだな~・・・、と実感は深まってきます。

 

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PM8:30、スイスの首都ベルン着。

添乗員さんが用意していた、ホテル内での案内や部屋やエレベーターの使い方や

明日のスケジュール表。

ホテル内は部屋やエレベーター利用は、カード形式になってました。

(ホテルの窓から)

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 広いバスタブゆっくりと湯につかり、長いフライトの疲れをとりました。
今晩は夕食が有りません。
私たちのドライブ旅などで使うことが多い、カップ天麩羅蕎麦で遅めの夕食。

晩酌イッパイは、これも持参の紙パック麦焼酎のお湯割り。

無事到着、乾杯!!
PM11:00頃、さすがバタン・キューで爆睡。

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 続きます

思い出旅・2012年 そうだ、スイスへ行こうか

第二の人生に入って、17年。

後期高齢者の仲間入すら、はや2年。

先日、ある旅のメモを確認したくって、詰め込んでた箱を開けてみた。

2年前の癌発症時、少しは整理したつもりの旅のメモや写真が、

まだいっぱい入っていた。

その中に何種類かのスイス旅行の資料などが残されていた。

外付けドライブに保存してる写真を開き、懐かしきスイス旅の世界に没中。

結婚して40周年に当たる2011年新春のある日、TVで放映されたスイス旅。

カミさんの「いいわね~」の呟きで、そうだ「スイス」に行こう!。

あれこれ急ぎ調べて、ツアー申込直前に、あの大震災と原発事故が発生。

親友の被災などもあて、なんとも気持ちが落ち着かず一旦中止。

そして1年の歳月が流れ、2012年春に再び旅への仕切り直し。

あらためていろいろ調べ始めの、旅立ちへの準備。

二人で初めての海外旅行はスイス。

そして

1、観光だけでなく、二人だけで山岳高原のハイキングをしたい。

2、山岳での夜明け日の出を迎えたい。

3、中世風情の都市観光もしたい。

4、可能な限り少人数でも催行する

5、外国語は全く苦手な夫婦でも「なんとかな~るだろ~お~」の国

そして少しは山歩きをしていた夫婦が選んだのが、

2名以上催行の「スイス9日間旅ツアー」でした。

はてなブログに、中山道街道旅を記録してきましたが、

残っていたメモや資料、アルバムなどで、いまでも昨日のことのように思い出す

ことが有る、スイス旅振り返りブログを記してゆことに。

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